「大泉町での第2回日伯イペーサミットの成果があゆみ始める」 五味さんの報告が届きました。
花咲爺の会・和田好司・50年MLの皆様へ
「ILOVE 大泉 ふるさと作り」を今年日系人の方々が始め、ブラジルへ戻れなくとも
ふるさとを感じる環境づくりをする。その一環としてブラジルのシンボルであるイペー
を植えることで故郷を思い出し安心して生活できるようにしたい。との事で是非応援
していただきたいと、その責任者の橋本秀吉氏から7月頃、私に連絡がきた。
早速、井川会長に相談して進めると、今回は、日系ブラジル人の方々へ20本のイペーを
進呈して育ててもらい、来年その延長として、大泉町へ20本の街路樹を植える(立川の
予想写真2)計画をしているので、移植時期を台風と雨季など考慮するとした。
立川の都農林研究センターの緑化森林科佐藤科長と相談して、日系人の方々が育成する
20本のイペーは、9月30日に引取り(積み込んだ橋本氏写真1)になり、翌日の1日(土)
ブラジリアン・プラザで、“大泉ふるさと作りイペー植樹”等に関する会議が開催される
ので橋本氏に同行する事になった。
ブラジリアン・プラザ(写真2)に着くと、大島富士見観音伊藤堂主のイペーと桜の花の壁画が堂々と描かれていたので、5年ぶりの大泉に感無量して、正面玄関のロビー(写真4)にイペーを搬入した。
また、井川会長に群馬県立大泉高校グリーンサイエンス科の定村先生とのアポイントを
取ってもらっていたので、イペーの大泉町への移植に関して相談に訪問した。これから
20本のイペーを日系ブラジル人の方々に育成してもらい、来年の「イペー並木計画」の
実現へ向けて、これからの厳しい冬をうまく超えさせることができるかどうかを見守って
頂くなどの支援をお願いしました。また、イペーの木を案内させてもらうと、校舎の南側
に大きくなり過ぎ手入れした木(写真5)と生徒通用門近く堂々した木(写真6)に咲い
たとのことです。堂々した木は、5年に井川会長と私が確認(写真7)した木で荒々しく
成長し、第2回日伯イペーサミットの実行委員長の鈴木信弥氏が見守っています。
次回は、鈴木氏が大変協力的で、お世話になった報告です。 五味 茂より