≪東京都農林総合研究センター≫ 井川会長からのお便りです。
和田さん、花咲爺のみなさま
井川です
「花咲爺の会」今後の活動方針(案)
1.ご報告・・・ 7月25日、東京都立川市 東京都農林総合研究センター佐藤さんと打ち合わせ。
「現在約160本のイペーの苗(2~3年目)を畑へ移植し、栽培中」(写真)
「テント内に別に約50本の苗あり(写真)
「別に温室内に約200本あり」
「これらのイペーは、これまでに花咲爺の会としてセンターへ栽培を委託したもので、次の冬を越せば(三冬め)、東京での成長が確信できるので、いよいよ東京各地への移植にかかる相談をはじめる」
2.提案(和田さんへ、お願い)
東京オリンピックまであと三年となりましたので、前にもちょっと触れましたが、
できれば、ブラジルサイドで政治的に動いて、来年 A.ブラジル政府から日本政府へ
または B.サンパウロ州から東京都へ(姉妹都市なので) イペーの成木(花が咲いた木で小さめで、寒さに強い木)を数本または約200本プレゼントしてもらう事はできないでしょうか?
(抜いて根を洗い、土がついてなければOK)
これを一たんは佐藤さんのセンターで調整し、オリンピックの年の春、各施設へ移植する。(約60箇所)ダメなら、東京都庁、国立競技場など主たる施設を選んで実施する。残りは、上記1のイペーをブラジル大使館と協力して、各施設へプレゼントする。
日本への受け入れについては、私が交渉しますので、なんとかブラジルサイドで色よい決定を引き出していただけませんか?
3.ブラジリアン・タウンへの移植
現在日本には38区市町のブラジリアンタウンがあります。(群馬県大泉町、茨城県常総市、横浜市鶴見区もそうです)
とりあえず、これらすべての町と連絡を取り、希望する町へは、まずタネを提供してイペーを育ててもらい、第2段階として、もし苗が当方で育ったら、苗を提供して、町にイペーを定着させてもらい、さらに余力があれば、住民へタネを提供して開花コンペを展開してもらう。
4.姉妹都市への移植
現在日本には、ブラジルの州や市と姉妹都市契約を結んでいる都区市町村が57あります。(ご存知金沢市、姫路市、浜松市などもそうです)これらの町と連絡を取り、希望する町にはタネを提供し、余力ができれば、上記3に準じた活動を展開する。(寒い町では、温室での栽培をお願いするしかありませんね?)
5.日本での栽培者(協力者)を増やす。
現在のところ、この会の活動は、ほぼ五味さん、稲見さん、小生の三名で相談しながらやっています。ときに応じはなさん、しゅくこさん、富田さん、辻さんほかの皆様のご助言・ご支援を得て、細々と活動しております。
また、これまでにイペーに関心を持って栽培して下さっている方々も20名ほどおられます。
今後ともそういう仲間が一人でも多くなるよう努力します。
ブラジルにおられる皆様、こういうささやかな活動ではありますが、ぜひ皆様のご希望・ご意見をお聞かせいただきたいのです。私は日本から世界の各地へ移住した方々のお役に立ちたいのです。よろしくお願いします。
感謝!!