≪神戸市立森林植物園≫との取り組み 杉井さんからのお便りです。
和田さん、井川さん
一昨日六甲山登山の帰路神戸市立森林植物園に行って昨年届けた種子の生育状況をチェックして来ました。
育苗は暖房設備の無いガラス張りの温室でされています。
イペー:SJ3-9の内SJ3, 5, 6, 8の10本が無事越冬出来て8cm位に育っています。
パラナ松:和田さんから送付された第1回目の種子は殻を剥いて播種したら鳥か鼠かに食べられてしまい、第2回目は気を付けて播種しましたが、どうも殻を剥くよりも殻付きのまま播種した方が成長が良い様です。殻付きのまま播種したものは30cm程に成長していますが、殻を剥いて播種したものは根が長く伸びて本体はまだ5cm程度と成長が遅い様です。
ジャカランダ:第1回目のパラナ松種子と一緒に送って戴いた風車小屋のジャカランダですが、発芽したものの越冬出来ず枯れてしまったとの報告を受けていたのですが、良く見ると新たに数本3-4cmの新芽が出ていました。
オオゴチョウ:発芽して成長していたのですが、越冬出来ず全滅してしまいました。
なお元町ー鯉川筋ー海外移住センターのイペーは神戸市建設局中部建設事務所公園緑地課が管理しているとの情報を得て連絡したところ、鯉川筋は地下埋蔵物が多くて根を張る樹木は地植え出来ないので大きな鉢植えにしているとのことでした。またイペー樹木は九州の造園業者から購買しているそうです。
杉井