ポルトアレグレのブラジル農務省SSVを訪問して来ました。
石田さんがクリチーバの農務省を訪問しイペーの種を郵送するに辺り相談されたとの報に触れ、ポルトアレグレでも既にイペー市の農務局のVALDIRさんが送って呉れた種も届いており風車小屋、イペ―アルバの元祖的イペーの種、イペーロッショ等の種も収穫済みでこれを日本に送るに辺り書類上の手続き等を指導して貰うためにポルトアレグレのブラジル農務省のSSV(SERVICO DE SANIDADE VEGETAL)のJAIRO CARVONARさんを訪ねたのですが、生憎サンパウロに出張中で金曜日にしか戻って来ないとの事で同僚のPEDRO ABREUさんがアテンドして呉れました。
イペー市から送られて来たイペーの種を見せ諸事情を説明、飛行場での最終現物検査の前にSSVの許可書類を得る手続きに付き相談した所、それは、512号室の
Importacao e Exportacao de Semente e MudasのFERNANDO MATAさんに聞くのが最適と一緒にFERNANDOさんの部屋に移動、再度事情を説明したが、彼の所では正規に種の輸出入を取り扱うのが仕事で少量の無償の種の輸出手続き等は、やっていない。ブラジリアに電話で問い合わせて見るとの事で514号室で結構長い時間待たされる。待って居る間に閲覧用の各種資料を良かったら持って行って下さいと秘書の方が進めて呉れてました。
ブラジリアとの電話交信をベースに最終結論としてどうしてもブラジル農務省の正規の輸出手続きとしての書類が必要なら先ず日本の農務省のイペーの種の輸入に対する検疫基準を日本側から送って貰いそれに沿ってブラジルサイドで必要書類を作成することになるが、少量の無償(趣味の程度)で正規有償の輸出入でない限り書類は、出せないし必要ないとの事で過去10年以上毎年郵便で日本に送り通関が切れていたのであればこれからもイペーの種在中と明記して郵便で送るのが一番確実な方法である。当然日本における検疫基準で引っかかれば廃棄処分になるが、これまで問題がなかったのなら今後も問題ないだろうとの結論でした。
1時間半近く付き合って呉れたペードロさん、フェルナンドさんにお礼を述べ私は老齢でもう直ぐ78才になるのであった人と名前をすぐ忘れてしまうので特に顔を思い出せないので写真で記録して置きたいので写真を撮らせて欲しいとお願いして撮らせて貰ったお二人の写真が下記です。
さてこれからが本題ですが、上記オリエンテ―ションに基づきこれ迄と同様、イグアスコーヒーと共にイペ―の種を入れて小包郵便でイペー市から届いた種(大量にある)と私自身がポルトアレグレ市で採種した6種類のイペーの種を送る事にしますが、ファイルを入れる箱3個くらいになるので3個を井川さんの所に送ると受け取る方も大変だし日本の検疫官の個人的判断等で廃棄処分になる可能性も考えて井川会長宛と関西支部長としての杉井さん、九州支部長としての久留米のはなさんの3人宛に同じものを3等分して送るようにしたいと思いますが、如何でしょうか?今回は箱の外にきっちりと≪イペーの種在中≫と日本語で明記し直接郵便局から検疫所に廻るようにしますのでイペーの種の明細は私の方で書いたものを入れますが花咲爺の会会長の井川さんから箱に入れて置く簡単な手紙を作成してだけませんか?ご検討下さい。
イペーの種は、孫の洋君が来るので長くベランダに広げて置くこともできず週末に紙袋に入れてぶら下げて陰干ししていますが、これを3等分しそれぞれの箱に入れ郵便局に持って行く積りです。