≪仙台のイペー 2018年1月≫ 吉田俊英さんからのお便りです。
和田好司 様
私たちの40年の皆様
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
今年は笠戸丸から110周年になるんですね。100周年からもう10年が経ってしまたんですね。宮城県海外移住家族会でも100周年の時に井上祐見さんを呼んで記念イベントを開催しました。しかし、この10年間で会員数が4分の1に減少し、110周年の記念行事を行うことは出来ません。残念ながら、宮城県海外移住家族会も平成30年度を以て解散する事となりました。新年早々、残念な報告で申し訳ございません。
仙台はわりと暖かい新年を迎えることが出来ました。少々雪が降ってもすぐに融けてしまいます。今のところ地面が凍結するほど寒くなっておりません。
2年前の6月、鈴木信弥さんが植えたイペーの苗木は順調に育ち、2メートル50センチほどの樹高になりました。比較的暖かいとはいえ、冬ですからイペーの葉は枯れ始めております。もう少ししたら、葉が落ちていくでしょう。
昨年無事越冬することが出来ましたから、今年も大丈夫だろうと思っております。但し、昨年は4月になっても全く新芽が出てこないから、少々心配しました。5月中旬ごろになって新芽が次々と出てきて、ホッとしました。
昨日、「洞林寺婦人会」の新年会がありました。或る会員の方から「ブラジルのイペーの木は、いつ頃どんな花がさくんですか?」と聞かれました。
「今年あたり咲いて欲しいですね。たぶん黄色い花を咲かせてくれると思います。」と返事しました。私も母も早く咲かないかなあ、と気をもんでおります。
本年もよろしくお願い申し上げます。
2019年1月9日 撮影の写真です。
仙台市 洞林寺住職 吉田俊英