花談議153≪『マリコの嘆きのセレナーデ』≫ マリコさんからのお便りです。
現在リハビリと2度目の手術、4月の神戸での公演、6月からのブラジルへの旅の準備に日々戦っておられるマリコさんのお便りが届いており写真が無いのでBLOG掲載が出来なかったのでポルトアレグレの1月の真夏の花、マダガスカル原産の
フランボヤン(鳳凰木)の花を付けて紹介して置きます。マリコさんを励ます花のプレゼントです。尚、ブラジルの最東端にあたるフェルナンド デ ノロニア島には、町の中心地にフランボヤン公園があり訪問した時には、公園が一面赤いフランボヤンの花の絨毯でした。アフリカ、ヨーロッパに一番近いブラジル最東端のこのノロニア島に又行って見たくなりました。
『マリコの嘆きのセレナーデ』
私の左肩には今、関節がありません。
関節のあったスペースに抗生物質入りの骨セメントが関節がわりに幅をきかせています。
でもその場所に軟骨的役割を果たす物質はなく、術後の腫れが引いた左肩関節部分の、骨セメント同士がコツコツとぶつかります。その瞬間その部分は鉄板のように固くなり、鈍い痛みが増すと同時に、鋭い痛みが走ります。
その結果、自分の肩なのに、どの様に動かして良いか分からなくなります。
『骨が折れたら…骨に何か起こったのでは???』と不安な気持ちが私を辛くさせます。
現在、左腕の中に埋めてあったチタンを抜くために観音開き(?)にした
腕の骨が回復するのを待っているところです。
骨が回復し次第、2度目の手術(新しい人工関節を入れる)を受けることになっています。
骨が固まらないとアウト!です。外から骨の状況がわからない分、痛みが強いと情けないくらい不安になっています。
2次骨折を招かない為にも、今は肩から肘までを下手に動かせずにいます。
その為、術後65日を過ぎた筋肉は痩せ落ちる一方です。
動かせない筋肉は硬くなることから、傷 (18cm) 近辺の筋肉も硬くなりWショック。
それでも筋肉が硬くなると次の手術に影響があるので、肩周り、腕、傷周りの筋肉を揉みほぐします。
その時の痛みは、経験したことのない痛みで『鬼の目にも涙やなぁ』の状態です。
触れる肩先の飛び出た部分は、骨セメントそのものに触れているみたいで
揉みほぐす時など、気持ちが悪く、すぐに吐き気をもよおします。
そんなこんなで、最近は、辛さを外に吐き出すための独り言が増え、どうしたものかと思います。
また、右手と両足の使い方が上手くなり、時には口まで上手に使い出し、
変な器用人間になっていくようで…ちょっと怖い…ハタと我に返っては苦笑しています。
でも、でも、辛い時ほど移民された方々のご苦労を思います。
今年は移民110周年。『ブラジルに行くぞぉ〜』と、夢と希望を抱き頑張る日々でもあります。
お二人がくださったお便りを励みに、今与えられている「ゆったり流れる時間」に感謝しながら、「元気マリコ」を取り戻し頑張りたいと思います。
はなさんと、しゅくこさん、ありがとうございます。
お二人のご健康とご多幸を祈っております。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。
しゅくこさん、
Syukuko-san muito obrigada por tudo.
Farei o meu melhor.
E eu quero encontrar com você também♪(*´∇`*) ♪