≪東京のイペー≫ 井川会長からの報告が届いています。
和田さん、石田さん、花咲爺のみなさま
井川です
たいへん悲しいご報告です
4月24日、東京立川市の東京都農林総合研究センターを
五味・井川両名が訪ね、同センターで栽培中の約600本の
イペーの現状を観察しました。
写真①をご覧ください。
今年の冬の寒さ(氷点下13度が長く続いた。十年に一度の低温)
のため、一本残らず枯れ下がってしまいました。
今後の対応につき、同センター佐藤澄仁さんと協議した結果ーー
1.東京都の公園への移植計画は中断する。
2.東京オリンピック施設への移植計画も中断する。
3.写真6(ハウス内で生育中の、一年もの30本二年もの30本の
半数を屋外へ移植し地植えして、来年以後の活用を計る。
4.枯れ下がった500本が復活するかどうか、五月連休明けまで観察を
続ける。(だめなときは全数廃棄する)
5.(佐藤さんの希望)今後はブラジルのもっと寒い地域で採取された、
(できれば専門家のお墨付きの)イペーのタネを育てたい。
・・というわけで、これまで2~3度の冬を越してきたイペーも、今年の冬は越せず、お手上げ状態となりました。しかし、500本の枯れ木の復活という希望が残っています。それにしても、都立公園やオリンピック施設への移植は来年以後になります。残念です、皆様のご期待にも添えず、申し訳もありません。
しかし、久留米のはなさんを見習って、地道な努力を重ね、楽しみながらイペーを育てつづけようと思います。みなさま、今後ともよろしくお願いします。 感謝!