パラナ松の種の植え方 EMBRAPAの資料を中心とした各種サイトからの情報!
 
花咲爺の会井川会長ご自身がパラナ松の種(実)を植えて育てられていますが、種を皆さんに配布して試して貰うための手引書を作成し種の一緒に配布するとの事で手引書を作成しておられます。池内さんが見つけて呉れたEMBRAPA(農務省の農産物配給公社)の資料を送って呉れましたのでその資料を中心にした各種サイトからお借りした写真や説明を総合的に集めて掲載して置くことにします。
パラナ松は、ブラジル南部の諸州の山岳地帯(寒い地方)に見事な姿を見せる大木ですが、ポルトアレグレの町中にも街路の真ん中にでんと座っていたり中庭に10メートル以上の大木がそびえ大きな実が落ちて来ると四方に飛び散り最初に到着した人が見を拾い集めて家に持ち帰ります。
パラナ松を日本で植えるとすると大木になるので何処に植えるかの問題が生じます。将来の植え付け場所の問題より実から芽が出て苗が育つまでの過程を追って見たいと思います。
先ず水に浸けて上に浮く種は、しっかりした実が入っていないので排除し、水に沈むずっしりした種を播種するのが大切だそうです。現在スーパーに出ている種は、ほぼ水に沈むしっかりした種で日本に送る前に軽い種等は、排除して送っているので90%は、正常の種と考えて良いでしょう。
植え方ですが、長い円錐形のポットに植えるのが良いようですが、日本では見つかり難いし家庭で試す程度であれば普通の植木鉢を使えば良いのではないかとおもいます。この場合、井川会長は、御一人二粒配布予定との事ですので少し大きめの植木鉢に一緒に植えるというより尖った芽が出る方を下に軟らかい土に少し斜めに差し込んでやり芽がでたらどちらか一つを育てるようにすれば良いのではないかと思います。
最低120cm3の土が必要との事ですが、少し深めの植木鉢で十分でしょう。
通常早ければ20日、110日以内に芽が出るとの事ですが、種の発芽力は、徐々に衰え1年経つと完全に発芽力はなくなるそうですので寒さが来るのを待たずにすぐに植えた方がよさそうです。120日以内に発芽しない場合は、また来年トライして見てください。毎日眺めるのも楽しいではないですか。。。突然芽がムックリ出て来たらそれはそれは、嬉しいではありませんか。
EMBRAPAの写真6枚は、pdfで貼り付けが出来ず残念です。その他のサイトからお借りした写真を貼り付けて置きます。
 
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