神戸にブラジル国花イッペーの花を咲かす案件。有隅先生からの追加写真が届きました。

 

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杉井さま
和田さま

杉井さま宛の「写真送付1」の準備しているところに、このお便りを頂戴していたようですね。

写真5はアルゼンティン時代の写真で、親木を厳選しました。播種1年の開花だったと思いますが、2年にかかっていたかもしれません(当時もメモを調べれば判るのですが)。

今回5枚の写真をお送りします;

07年3月に沖縄に行き、向こうの人達に親木の選び方を伝授しました。その時先ず先ずの優良個体として、羽地を選びました(IMG1730)。その実生3本を送って貰いましたが、その1本がこの春拙宅で開花しました(IMG3072)。播種2年の開花ということになります。

次にこの春団地内で「これは…」という個体を発見しました。それが「永吉」です。まだ若い木ですが、それでも無駄枝が殆どなく、枝によっては3花房が連続して着生するという多花性ぶりを示していましたので、一応エリートツリーとして選びました。

その種子を播いた双葉の写真が、前回お送りした「有隅実生」で、来年春、若しくは翌2年目の春の開花を期待している実生群です。

最後のIMG0823は、アルゼンティンはミシオーネス在の菊江氏から恵与された写真です。これが私が言う開花特性最高の個体群で、何とかこのような遺伝子型を探したい~あるいは改良の結果ここまでも持っていきたい、と念願している個体群です。

モノは、一般に広く流布しているT.chrysotrichaではなく、T.pulcherrimaの可能性もあります。

以上取り敢えず。

有隅生