花談議410≪西宮鳴尾浜のイペー≫ 展望台への前田さんの書き込みです。
杉井さん
前田です
一生懸命があれば、まずは失敗しません。
この樹種は学名「Tabebuia Alba」でしたが2007年に「Handroanthus Albus」に変更になりました。アメリカの学会がそのように決めたようです。
面倒なので私は旧称を使うことが多いです。
Handroは命名者のブラジル人の植物学者(没)の名前、anthusはギリシャ語の花という意味の単語から来ています。
Albusはラテン語でAlba:白、銀色の意味で葉の裏が白いことから来たようです。少なくともこの樹種は日本にはなかったと思っています。
クリチーバ市近辺の「Serra do mar」(標高2,000m)あたりが原産地ではないかと睨んでいます。
耐寒性が強い反面、アマゾン近辺など暑い地域では生育しにくい(にがて)
のではと考えています(逆にロッショの大木が多い)。
後日整理したいと考えていますが、このアルバが仙台市をはじめ北国を含めて5~6ヶ所今年初開花します。
一斉に令和元年に滑り込んだ感じです。来年のオリンピックを祝う体制ができつつあります。
常総市は鬼怒川災害の復興のシンボルですが、熊本はおじいさんがサンパウロでピストルで撃たれて亡くなられた吉永さんがおじいさんの供養と共に3年前の大地震復興のシンボルにしようと頑張っておられます。ここも3年前の大地震の数日前に植えられたアルバ数本が今年開花しました。