≪花談議498≫ はなさん、砂古さんへ しゅくこさんからの年末の花便りです。

 

はなさ~ん、 砂古さ~ん、みなさまへ

                しゅくこです

花便り、ありがとうございました。

ストレプトカーパスが満開ですね。いかにも居心地がいいようです。

砂古さん宅のが数点の花をつけられたとか。

うちはたった一輪の白いのが咲いただけです。

でも、今年はどういう花の事情があったかはしりませんが、友人にいただいて30年の緑のシンビジュームに10本の茎がのびて、ずっしり花をつけました。

 

 

毎年、1-2本しか花が咲かないのに、見限らずにじっと我慢の結果です。

そして、裏庭にある白バラのことですが。

あしながバチが去った9/1から、そこに青空を突くようにバラの蕾が20個くらいつきはじめ、お世話になっている方々に送る手作りのブーケの中央に一本ずつ挿しました。これがゆっくり花を開くととても優雅になるので、わたしには貴重な存在です。

今年は20個以上、まとめてお世話になった方々に作りました。

 

 

 

 

先日もサウナでよく会う友人にブーケを作って差し上げました。

介護施設で働いている彼女にはいつも患者さんの家族から、自家製の野菜を

たくさんいただくようで、そのおすそ分けをわたしによくくださるのです。

ブーケはささやかなそのお礼でした。

ある日、彼女は別の街に住んでいる担当の患者さんを訪問介護に行きました。

居間に入って、彼女はえッ! と声をあげました。その居間のテーブルの中央に

自分がもらった同じ感じのブーケが飾られていたのです。

「これッ、わたしがもらったのとそっくり!」と介護ヘルパーが言いました。

「・・・?」「サウナの友人のカワゴエさんからもらったのとそっくり!」と。

「あらァ、これも、 シュッキーさんから。いえ、そのカワゴエさんからですよ。この間のXmas Partyに行ったときにもらったものです」

2人は別々にわたしの友人ですが、ブーケの容(かたち)を一目みただけで、

その作り主の共通の友人を偶然にも言い当てたのです。

考えてみればわたしの作るブーケは素人作そのものです。牛乳パックの底を利用して、オアシスを入れ、そこに庭に咲いた花を挿しただけの、花が枯れたら、そのままポイと棄てればいい単純で安上りのブーケですから、すぐに見分けがついたのでしょう。

自由に1人で外を歩き回ることができない杖を頼りの生活をしている友人は、

それまでのように山に登ったり、散歩中、草花を触ったり、気楽にできなくなったので、生の花をもらうと、嬉しいとは聞いていましたが。

 静かな清潔な居間で、美しい60代の友人2人が笑顔で偶然を驚いているシーンを想像するとそこからなにか優しい物語が作れそうでわたしは思わず頬がゆるみました。

たかが花、されど花。他人にはどうでもいいことかもしれませんが、これだけで、この年末は幸せ感いっぱいのしゅくこです。