≪花談議536≫ ≪コロナの日々。。。イペーが咲くまで(続き)≫ 川越 しゅくこ
和田さ~ん & みなさまへ
しゅくこです
和田さん、「コロナの日々、イペが咲くまで」を読んでいただき感謝です。
いつもありがとうございます。これを読みかえしているうちに、少しカットしたり
つけくわえたり、改行したり、いじっては勝手なことをしてしまいました。
ご迷惑をおかけしていたら、お許しください。
もう自粛生活に慣れましたか? 脚が弱らないようになにか対策をとられていますか?
わたしの方は、5月に入ってイペの蕾が咲きはじめたおかげで、コロナで行き来できなかった友人たちがマスクをつけて入れ替わり立ち代わり寄ってくれました。
好天気が続く中、ベランダでイペを見ながらのお茶会はこんな時期だからこそ、いっそう楽しいものでした。
今日、5/15日に最後の花びらが落ちて、イペ君に「あーこれでおしまいなのね」というわたしに、「そう、お祭りは終わりました、ではごきげんよう」とつれなく去っていく恋人を見送るようなstoryを想像していたわたしでしたが、(なんとオーバーな! )
このイペ君はなかなかどうして、そんなケチな性分ではありませんでした。
「まだまだ、これからですよ」と言わんばかりに、なんと次の展開を用意してくれていたのです。
種 という展開を。そんなこと、誰でも分かっていることなのでしょうが、わたしにとっては、思いもけがないワクワク感がまだ用意されていたようなんです。
この話を読んでくださった方から、いろんなメッセージが届きました。
その中の1つ、旧友の馬友からのを許可を得て、ここにその一部だけ添付させていただきます。
M子より
イペって蕾も日本の花とは全然違うのね。
猛々しいエネルギーを内に秘めているような、鎌首というのはぴったりな表現。
で、かわいいというよりちょっと怖い感じね。
開花は朝見て気付くのかしら?
花が増えていく時は毎日その日の始まりに見るのがワクワクだったでしょうね。
国歌まで歌ってもらえるくらい可愛がってもらったのですから、来年もきっと咲くことでしょう。
植物への影響はわかりませんが、コロナ禍は自然界には良い影響を与えているようで、海が、川が、空気がきれいになった。
人気のない観光地の海岸にジュゴンの大群が表れた、絶滅危惧種の亀が産卵した、
などというニュースが見られます。それを見ると、いかに人間が他の生き物の領域を侵食しているかに気付かされる。失われてたと思った自然は、人間の活動が抑えられるとこんなに簡単に取り戻すことができるのね。
でもコロナが収まったらまた元に戻ってしまうのだろうと思うと、一日も早いコロナの収束を願いつつもなんだか複雑な心境になってしまいます。
関係ないけど、無観客の競馬も馬がいつもより落ち着いているように見える。
まれにやはり入れ込んでいるのもいるけど、全体的にゲートインはスムーズ、走っている顔も気持ち良さそうに見える。テレビ中継でいつもは歓声にかき消される馬の足音が聞こえるのも良いものだなと思ったりします。