花咲爺の会に寄せて! ブラジリアの須貝さんのお便りへのしゅくこさんの返信です。

 

 須貝さ~ん  &  みなさまへ

                   しゅくこです

 

「コロナの日々、イペが咲くまで」を読んでいただきありがとうございました。花のことは素人ですが、小さな庭でその一部始終を眺めては感心したり、驚いたり、写真に撮ったり、・・。

正直いってなぜ皆さんがそんなにイペにこだわれるのか、ピンときませんでしたが、実際に目の前で蕾ができて少しずつ開花していく様を見ていると、なるほどと引き込まれ、朝いちばんに挨拶にいくのが日課になりました。

蕾のまま落ちたのを開いて中をみたり、和紙のような縮れた花びらを触ってみたり、一番先に咲いた花びらのトランペット状のベルのなかにブラジルの国歌を流してみたり、落花したのはイペ・サラダ(飾るだけですが)として食卓にのったり、珍しがつて見にきた友人たちとイペを眺めながらベランダでお茶会も楽しみました。

 

この1-2か月、愛猫のシロが18年の命を閉じたことや、コロナのニュースで

気持ちがふさがっていましたが、とつぜんのイペの開花で笑顔がもどりました。

 

 


 

 

 

もう花はすべて散ってしまったのですが、ブラジルの国歌を聴かせた花びらだけは枯れてしおれてすぼんでもなお、けなげに最後の力を振り絞ってまだしがみついています。

毎朝、落ちていないか、ハラハラしながら見ています。なんだか、やはり声をかけずにはいられません。

 

 


 

遠いブラジリアで豪華にたくさんの花をつけているイペの写真を拝見し、すばらしいなとみとれています。日本でいえば、そちらは秋に咲くのでしょうか。また写真を送ってくださいネ。たのしみにしています。🎶

 

どうぞコロナ災禍にお気をつけておすごしくださいますよう。