≪花談議543≫ 旧宅の庭で。蘭の花。 松栄さんからのお便りです。
皆さん
逼塞生活の合間に、息抜きで毎日、本宅にかよっているのですが。
先月あたりから、貯めていたカトレアが咲き始めました。
先週から、ワルケリアーナ種というアマゾン上流地域中央ブラジル高原に自生する種類の花が咲き始めました。
大アマゾン流域ではなく、上流部のマットグロッソ、ゴイアス、南マットグロッソ地域の特産種らしいです。
この地域には、このワルケリアーナ種と、ノビリオール種とその自然交配種までが山の中の木の枝や、山のてっぺんの岩などにも、自生しているようです。
既に4-5年かかって貯めたカトレアの、半分以上は枯らしてしまったのですが、それでも劣悪な環境でも、自生地という条件に救われて、生き残った者たちが、花をつけてくれるので、ホッと一息です。
時期を同じくして、日本でいう カニシャボ というのだったかの花もこの頃の花で。
ブラジルでは フロール・デ・マイオ=5月の花… というブラジル
正式名(属名)があります。
名前の通りで、この花は 5月に満開になります。
知らなかったのですが、このカニシャボの原産地がブラジルらしくて、それも海岸山脈だそうで、リオの有名なコパカバーナのキリスト像の近辺にもあるらしいのです。
一度、当地の原産地で本当の原種カニシャボを採集してみたいという夢もありましす・・・気が多すぎて困ります。
そんな、今日の花の映像を添付させていただきます。
写真1 カトレア・ワルケリアーナ種で、薄い紫いろのセルーリアという
タイプ区分になるそうです。
写真2 フロール・デ・マイオ(5月の花)=カニシャボの花です・
原産地らしくて、普通に栽培しても巨大な花になります。
写真3 先週から咲き始めたワルケリアーナのピンク系です。
花芽から出た蕾が2つ、ついていて、明後日くらいにもう一輪も
咲きそうです。咲きましたら写真にしてまた送らせてもらいます。
その他、この花以外でもつぼみが、まだかなりつき始めたので、楽しみに
しています。