≪花談議549≫ 「こんな日々でいいのかしら?」 しゅくこさんからのお便りです。
はなさ~ん、美知子さ~ん & みなさまへ
しゅくこです
はなさん、たくさんのきれいな写真、たのしませていただきました。
6月といえばやはりアジサイですね。
それに、今この時期に河鵜ですか?
鵜が木に止まっているのを散歩道でみられるなんてドキドキしますね。
写真ではカラスに似ていますが、もう少し大きいような気がします。
こちら三田では、川や池や畑にシラサギをみかけるくらいです。あるいはわたしが気が付いていないだけかも・・
このところ、早朝の陽ざしが涼しいうちに庭にでて土いじりをしています。今朝、いつものように水をやったりしていると、とつぜん前の電柱の高いところから、「カァー」と心臓がとまりそうな一声が落ちてきました。見上げるとカラスが一羽、わたしをじぃっと見下ろしているのです。
「寝ている人たちが起きるじゃないの」とはらはらしながら注意しました。せっかくなので、手を振って挨拶をしてみますが、なにを考えているのでしょう。
あまり親しくなりすぎて、そのうち頭にでも止まられて毛をむしられたらこわい。なんて、そんなことを想いながら、目の前の白い門扉を見ると可愛い虫が一匹。
後ろ姿に目がついてるような‥スマホを近づけてもじっとしていました。
そのうち、犬の散歩中の近所の人たちとの立ち話。陽射しが強くなって汗をかくくらい。
一仕事終えて(というほどでもないが)時計をみると8時。
着ていた作業着(というほどでもないが)を全部洗濯機に放り込んで、いざ朝食。
摘んできたミントをドサツとカップにいれてザラメで少し甘さをつけて、ぐらぐらの熱湯を注ぐ。新鮮なサラダにバナナと目玉焼き、玄米パンのトーストをしっかり食べる。
それからスポーツクラブの朝の一番湯に。今まで行っていた夕方は楽しかったけれど、しばらく避けています。サウナが使えないので会員も数百人辞めたとか。
午後からは 50年を開けてさっと目を通し、その後は本格的に図書館で借りたヘルマンヘッセのエッセイ集「庭仕事の愉しみ」の続きに浸ることに。
なにか、もっと弾けた日々が欲しい、・・これで満足というわけではないのですが。
コロナの日々はつれづれなるままに過ぎていきます。
美知子さ~ん、移民ミュージアムのお仕事が始まったんですね。
アジサイも根付いたとか。
アジサイは不思議な花で、表の庭にあるのは結構剪定したり、水はもちろん肥料もやって手をかけるのですが、隣家との間の狭い通路のアジサイはこの季節にしか会わないまま、一年中、忘れている状態なのです。ところがこれが見事なブルーの大輪を毎年さかせてくれるからありがたい花です。
この普通の紫陽花に加えて、最近「アナベラ」と「墨田の花火」という種類が仲間入りしました。ブーケをつくるときは、咲く前のつぼみのグリーンが重宝します。
皆さまへ
どうぞお気をつけてお過ごしください