≪富士見観音堂イペー台風に備え≫ 五味さんからのお便りです。

 

花咲爺の会・和田好司・50年MLの皆様へ 「富士見観音堂イペー台風に備え」

 

“ブラジルの国花、イペー、風で倒れぬように、支えを付けました。材料は「花咲か爺の会」五味さんが、竹芝埠頭(写真2添付)まで届けてくれました。感謝。“との事で、FBで報告してくれました。

大島富士見観音堂イペーは、故藤川真弘師が1980年に最初に植樹しましたが、それ以来数回植樹を繰り返ししましたが、花は咲きませんでした。

 故前田久紀氏はじめ専門家によりますと、伊豆大島の場合はまず、強風に耐えること、塩害もあるが、陽当たりが良く他の木に影響を受けない事。

 

今回は、故前田氏から送付され、立川の東京都農村総合研究センター佐藤技師に育成して頂いた苗木で、富士見観音堂の地形や現状を詳しく話して佐藤技師の指導に添って4か所に植えることが出来ました。

(写真1添付)は、北側に母屋があり東側から撮ったので最も期待されるしっかりした苗木で成長すると門からも見えます。

(写真3)は、富士見観音の右手ですが、母屋の前なので風当たりは弱いので期待できます。

(写真4)は、富士見観音の左手で風当たりは強いですが、どこからも観賞できますので手入れに気づかってもらいます。

(写真5)は、富士見観音の左側面にあり北風がよけられるのでよい場所かもしれません.

    

 東日本の伊豆諸島の大島は、これから台風の時期になりますので、養生をしなくてはなりません。土壌は火山灰層なので、直ぐに対応するにはプラスチックの棒で3本で支えるのが良いと考え、リニューアルした大型客船サルビア丸で持って行ってもらいました。大島でこの秋・冬に耐えて春にイペーが咲くのを楽しみにして夢見ております。和田さんご夫妻の伊豆大島の旅も期待しています。

                           (五味 茂 記