≪花談義575≫ イペ-は何故冬に咲くのか ? 松村さんからのお便りです。
和田さん 池田さん 五味さん 松栄さん
池田さんの友達の Gilson Brandao と Adilson Tadeu Machadoさん達ががFecebookで送って呉れた2-3ヶ月前のイペ-の写真です。
写真と共に神様がどうして豊富な色彩をイペ-だけに上げたのか説明文もあります。知っていも損はしません。
ポルトガル語の原文を日本語に意訳したのでご参考ください。
松村
イペ-は何故冬に咲くのか ?
昔昔、神様が地球をお創りになっていた頃のお話です。神様は全部の木々を集めて申しました。みんな自分が咲きたい季節をそれぞれ選びなさい。木々たちは喜んで‘秋` ‘夏`‘春`と叫びました。冬を選んだ木はいません。神様は冬を選んだ木がないので、一たん会議をやめみんなに聞きました。どうして誰も冬を選ばないのか?みんなは冬はとても乾いているし、寒く、山火事が多いと言いました。
みんなにお願いがあるのだが、一本でも良いので冬に咲いて呉れる木はいないだろうか。寒い、雨は降らない、山火事も起きるこの冬にこそどうしてもきれいに咲く木がほしいのだ。神様は言いました。シ-ンと静まり返える。
すると一番奥にいた控えめな木が葉っぱを揺らしながら、私がなります。神様は微笑みながら尋ねた。私の娘よ、名前は?イペ-といいます。他の木々たちはイペ-が寒い冬に花を咲かせる勇気に驚いた。私の願いを聞いて呉れたそなたに褒美としてひとつの色だけではなくたくさんの色を上げるからカラフルな森にしなさい。冬に咲くイペ-は白、黄色、沼地に咲くイペ-の黄色、すべすべした樹皮のイペ-の黄色、セラ-ドに咲くイペ-の黄色、ピンク色、紫色、ポンポン咲きのイペ-の紫色、山に咲くイペ-の紫色、ライラック色、など。みんなは神のなすがままに任せると、みんなが考えたり、欲しがったものよりたくさんのものを授けられた。