花談議58 ≪ウシガエルの合唱≫ しゅくこさんからのお便りです。
砂古さん、はなさん、あきこさん & みなさま
しゅくこです
「悪ナス」なんて、ホントにだれがそんな名前をつけたんでしょうね。
ときどき動植物につけられた無造作なネーミングに、その名前は変えられないの? と思う時があります。それで別名を自分で考えてみるのですが、これがなかなか難しい。
今朝は池の周りを散歩しました。
6月はウシガエルの大合唱の季節。
「ウシガエル」というのも別名に変えてやりたい1つです。
たぶん、1-2匹なのですが、 ボボボー、ボボボーという水面を震わすような大音量で、それはやかましいというより、眠気を誘うおだやかなバスの音域なのです。
途中、 パックン パックンと堤太鼓みたいなのが入って芸達者。
いったいどんな声帯をしてどんな顔で鳴いているのか。
周りを囲む雑木林の高いこずえからは、ウグイスの「ホーホケキョ」と天高らかな歌声。
これまた、たった14-5cmの身体のどこからそんな研ぎ澄ませた声がでてくるのか。
美しい名をつけられたウグイス。その声はいかにも人々に賞讃されるに慣れた、迷いのない自信たっぷりの声帯。ウシガエルのバスにソプラノで応えて、ハーモニィを奏でています。
まったく異質な個性でありながら、調和ある平和な大合唱。
この季節ならではの早朝散歩。写真の中ですが一緒に歩いてくださいね