≪花談義643≫ 平野運平像とイペーの花 掛川市出身の村松さんよりのお便りです。
和田さん、
掛川市の友人から満開のイペー写真が届きました。
掛川生涯学習センターの敷地内に建像されている平野植民地建設の功労者「平野運平」の造像前にイペー(キバナイペー)がさいたとのことです。平野運平(1886-1919)は掛川市の「榛葉建吉」の次男で平野家に養子に行き1914年笠戸丸で渡伯、1915年平野植民地開設された日系移民の功労者です、掛川市は地元出身の功労者として平野運平の銅像を立て、ブラジル国花木を植樹し讃えている。
「生涯学習教育方式」は故「榛村純一市長」が米国との姉妹都市オレゴン州ユージン市にあるコミにテー教育方式から学び日本版生涯学習教育を文部省に定義付けた市長で、現在全国の市町村に浸透しています。掛川市内にはヤマハKKや日本楽器とうの工場があり多くのブラジル日系2世、3世が勤務されており市庁舎の中に外国人のための日本語教育支援課を設けています。
現在「榛葉建吉」「平野運平」のルーツを調査していただいています。また市内の安養寺地区には「イペーの森」が建設されている、誰がこの森を建設したのかも調査して頂いています、きっと多くのブラジル日系人の故郷に咲くイペーを思う発案ではないかと思います。村さん-CA(掛川市出身、USA 在住)